消防訓練、最後は【搬送訓練】です
先ほどまでは火事の場合についての訓練でしたが
もし地震等が起きて、自力で移動できなくなってしまった人がいた場合
その人を安全な所へ移動させることが必要になります
その場合、近くに担架があることはほとんどないので
周りにある物で代用できます
それが「物干しざお」や「毛布」です
ここからは2班に分かれて、より分かりやすく説明を聞きました
(みんな真剣です)
実際にやってみます
両端をくるくる丸めて持ちやすくします
4人で運ぶ場合は「足の方から」搬送します
搬送される人は安定するように「足をクロス」させると
より安全に搬送できます
ちなみに、一人で搬送しなければならない時は
対角線に横になってもらいます
赤ちゃんを包む“おくるみ”の要領で包み
頭の部分の毛布を少しくるくる巻いてから(力が入りやすい)
頭部分を持ち上げて引きずって移動します
地面に横たわっている人の下に毛布を敷く場合は
横ぎりぎりのところに毛布を置きます
横になっている人の毛布に近い方の腕と足の膝を立てて、
反対側にいる人の方に引き寄せます
その間に毛布を押し込み背中部分に敷きます
(連携が大切)
横たわっている人を戻して完成です
いろいろな場面で役に立ちそうですね
※長くなったので【総まとめ】は次回にします